爽やかな青空と爽やかな風、すっかり秋を感じています。
今日の休みは帯山中学校の吹奏楽部による定期演奏会に出かけることにしました。我が家には卒業生と在学生がいますが、恥ずかしながら初めてのことでした。
ステージ構成は本格的です。
司会は上田アニこと、上田啓介さん。軽妙かつ核心をついた説明を入れながらの司会でした。
第1部はクラッシック。なに、中学生の演奏、とどこか思っていた自分が恥ずかしくなりました。5曲それぞれに頭の中でストーリーが描かれて、思わずウルっとした場面もありました。兎に角ブラボー!と叫んでしまいたくなりました。
第2部は東京都交響楽団首席奏者、岡崎耕二氏によるトランペットと吹奏楽部のコンチェルト。
伸びやかにスタイリッシュな音色にうっとりでした。
プロとして気をつけていることは?の質問に、
素直でいること、傲らないこと、反復練習、と答えられました。
これらの事は私自身も含めて全ての大人が心しているべきことと思いました。
第3部はポピュラーステージ。
なんと岡崎氏もお揃いTシャツで演奏者の1人として参加されていました。
ドラゴンクエストのアレンジでは本当にキャラクターが出てきそうな…楽しく迫力ある演奏。
ラプソディインブルーはジャズのスタンダードらしくノリよく、思わず体が動きました。
そしてこのステージの後引退される3年生の部員によるGReeeeNの「遥か」。
それぞれ渾身のソロにはやはりウルっと。
数々のコンクールで金賞を受賞するのも納得です。
校長先生が、演奏技術だけでなく、マナーや思いやりといった人としての努力の積み重ねの結果であると、プログラムにお書きになっています。岡崎氏も同じことを先に話されていましたね。
会場には保護者や家族、OB達だけでなく、強制でもなく、中間テスト前だというのに多くのクラスメートや他の部の生徒達であふれていました。
このような思いやりと好奇心が人を育てるのでしょう。
素敵な休日をありがとうございました。